天然グリセリン専業メーカーの阪本薬品工業(大阪市中央区、阪本稜雄社長)は、バイオマス原料をベースとした新規のポリグリセリン系モノマーを相次ぎ開発した。安全性が高い親水性モノマーで、柔軟性、低硬化収縮、速硬化性、防曇性など、さまざまな機能を有する硬化塗膜が得られる。フレキシブルディスプレイ用コーティングや光学デバイスの防曇コーティングといった幅広い用途への応用が見込まれる。同社は植物由来のグリセリンの特性とともに、他の多官能モノマーにはない特徴を生かし早期の採用拡大を狙う。続きは本紙で

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