電力中央研究所(電中研)サステナブルシステム研究本部の平野伸一上級研究員は、鉄酸化細菌を用いてCO2からエチレンを効率的に作る手法を確立した。鉄酸化細菌は鉱石から金属を抽出する「バイオリーチング」に多用されているが、物質生産に使われた例はない。遺伝子組み換えにより、エチレン生成酵素(EFE)を合成する能力をこの細菌に付与。約2年前に熊谷組や茨城大学とともに始めた研究を発展させ、生産効率を向上させた。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る