履きつぶしてもごみにならないシューズ。そんな画期的な商品を手に取る日が近づいている。スポーツ用品世界大手のアディダスは来年、リサイクル可能なランニングシューズの発売を予定している。実現のカギとなったのは、素材の単一化(モノマテリアル化)と、成形や接着の技術革新だ。熱可塑性ポリウレタン(TPU)だけでシューズの全パーツを作り上げた。課題として残るのはユーザーが利用しやすい回収システムの構築。販売地域ごとに回収への意識やインフラが異なる難しさもあり、外部の協力も得ながら発売までに整備したい考えだ。続きは本紙で

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