実は、アルケマがバイオマスPAを事業化したのは1950年代にさかのぼる。PA11の直接の原料である11モノマー(11-アミノウンデカン酸)の製造プロセスを開発したのは30年代後半のことだが、第2次世界大戦の戦火に巻き込まれるなか、先行してデュポンのナイロン66が繊維の世界で成功を収めたことから、同社は繊維向けをあきらめ、エンプラの用途開拓を続けてきた歴史がある。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る