2025年に最高益の更新を目指すAGCのなかで、ライフサイエンス、エレクトロニクス、モビリティの3領域を含む戦略事業の存在感がさらに高まりそうだ。現中期経営計画が終わる今期は、同事業の営業利益予想が1年前の公表値から目減りするかたちとなるが、全事業に占める割合は上振れする見込み。このほど都内で会見した同社の島村琢哉社長は「(戦略事業の営業益は)25年に900億円、全体に占める割合は40%へと、かなり自信を持って目標に向かった歩みを進められる」と成長性を強調。バイオ技術やフッ素化が強みの医薬関連、極紫外線(EUV)露光用フォトマスクブランクスなど電子関連の拡大が牽引役となる。続きは本紙で

戦略事業の成長性を強調する島村社長

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