【バンコク=松井遥心】クロール・アルカリ事業で東南アジアに一大供給網を築いているAGCが、域内の連携強化を進めている。なかでも足元で注力するのが技術部門と管理部門だ。昨年12月に地域統括会社をタイに設立。日本に軸足を置いていた技術統括チームの一部がタイに入り、設備トラブルなどに対処する際の共通ガイダンスなどの作成にあたっている。市場で商機を逃さないための安定供給の基盤を強固にするとともに、中長期的には人材育成などの仕組み作りでも中心的役割を任せる考えだ。続きは本紙で

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