豪BCIミネラルズ(パース)が西オーストラリア州ピルバラ地区で工業塩と硫酸カリウムの大型プロジェクトに乗り出す。2022年初めに本格的な建設を開始し、初出荷は工業塩が24年第4四半期、硫酸カリウムが25年下期を計画している。これ以降順次、生産量を引き上げ、操業開始から4年をかけて年535万トンの工業塩と同14万トンの硫酸カリウムを生産する計画。BCIは工業用無機化合物を手がけるグローバル企業への躍進を目指しており、確固とした工業塩・硫酸カリウム事業を確立することを最優先にオーストラリアにおける生産体制を拡充する。将来は高純度アルミニウムやシリカサンド、天然石こうなどの市場への参入を視野に入れている。続きは本紙で

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