ビスフェノールA(BPA)の市況が回復してきた。2021年9月以降、中国の電力制限の影響を受け誘導品のポリカーボネート(PC)やエポキシ樹脂の稼働率が低下したが、年末以降の制限緩和で徐々に稼働が回復していることが背景。足元のCFR中国価格は1トン当たり2350ドルと、ボトムの2150ドルから若干回復している。誘導品の需要は引き続き堅調なことから上期は2300~2500ドルで推移する見通しだ。ただし、下期は誘導品の計画を上回るBPAの新増設があり、需給が緩和する可能性がある。続きは本紙で

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