DICはファインポリマーメーカーとしての成長に向けて新たなフェーズに入る。工業コーティング用樹脂事業で、アジア市場で優位性を獲得する「ドミナント戦略」を推進する。インドの新工場新設と中国でのM&A(合併・買収)を相次ぎ発表し、当面の供給能力を大きく引き上げる計画だ。一方、環境政策の発信地となる欧米では研究開発(R&D)機能などの拡張を検討し、バイオマス樹脂といったサステナブル製品群の導入を加速。2030年以降の塗料関連業界は「環境」を軸とした再編が起こるとにらんで体制を整え、主戦場のアジアにもサステナブル製品群の展開を波及させる。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

セミナーイベント情報はこちら

エネルギー・素材の最新記事もっと見る