DICの樹脂・コンパウンド事業が転機を迎えている。合成樹脂分野は、インド塗料市場など成長領域に傾注する姿勢が鮮明となり、韓国合弁の解消や国内での事業譲渡などの合理化策が進展。コンパウンド分野では、PPS(ポリフェニレンサルファイド)コンパウンドの拠点新設計画に見直しの可能性が出てきた。米中摩擦や新型コロナ禍によるサプライチェーン(SC)分断で柔軟・迅速な拠点運用の必要性が増大するなか、各拠点では事業内容の組み替えを検討していく。続きは本紙で

同社PPSは自動車向けが7割ほどを占め、エンジン周りなどに多用

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