エピクロルヒドリン(ECH)の需給がタイト基調を継いでいる。フォースマジュール(不可抗力による供給不能、FM)の発出以来、北米からアジアへの輸出がいぜん限られていたり、国内でも生産トラブルが生じるなど、アジア市況は1トン当たり2600ドル前後で高止まっている。域内では新増設計画が限定的なうえに、誘導品であるエポキシ樹脂の生産能力増強が2022年第3四半期に予定されており、タイト基調は当面継続しそう。続きは本紙で

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