ENEOSは、来春のJSRのエラストマー事業買収を機に、機能材事業を新会社含む2社中心の体制に再編する。4月に発足する「ENEOSマテリアル」にはエラストマー事業をはじめ、エチリデン・ノルボルネン(ENB)などのモノマーや液晶ポリマー(LCP)などポリマー事業を集約。既存の「ENEOSテクノマテリアル」に不織布やニュートリション、植物工場など他の事業を集める方針。溶液重合ブタジエンスチレンゴム(S-SBR)など成長分野に積極投資する一方、生産委託中心の加工事業を縮小し、原材料中心の事業ポートフォリオに転換する。競争環境の厳しいリチウムイオン電池(LiB)の負極材事業も見直し対象とするなど、経営にメリハリをつける。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る