GCEインスティチュート(東京都中央区)は、温度差がなくても熱電変換できる高効率発電デバイスの事業化を目指す。金属ナノ粒子を熱電子の伝搬に利用するもので、従来の熱電変換技術では難しかった室温での発電が可能になるほか、容易に多層化、大面積化できる特徴がある。金属ナノ粒子、電極などの改良に取り組んでおり、室温(25度C)条件でマイクロワットオーダーの出力にめどをつけている。まず2023年ごろをめどにIoT(モノのインターネット)センサーの電源向けに商品化したい考え。続きは本紙で

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