三菱ガス化学の完全子会社であるJ-ケミカルはこのほど、バイオフェノールを原料に用いた合板用接着剤を製造した。三井化学がマスバランス(物質収支)方式を採用して製造したフェノールを調達して実現したもので、今後は顧客である合板木質ボードメーカーなどの市場評価を見極めながら販売に必要な認証取得を検討する。中長期的には主要原料をすべてグリーン化したフェノール樹脂接着剤の構想を描き、グループの知見を生かしてもう一つの主原料であるホルマリンのグリーン化も視野に入れる。

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