今春、JOLEDが世界初となる印刷方式の有機EL(エレクトロルミネッセンス)中型パネルの量産出荷を開始した。中型向けでブレークスルーを果たした今、目線は次のターゲットである大型パネルに移る。大型用途は中国パネルメーカー・華星光電(CSOT)と組み、現在は工場建設に向けて共同開発を進めている真っ最中だ。JOLEDの石橋義社長が「絶対成功させる」、塗布型発光材料を供給する住友化学の松井正樹代表取締役専務執行役員も「うまくいくように協力したい」と意気込むのは、大型パネルでプロセスを確立できれば、市場が一気に広がる可能性があるからだ。続きは本紙で

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