1950年代に勃興し、日本の化学工業発展の中心を担ってきた石油化学産業。石油危機やリーマン・ショックなど幾多の困難を乗り越え、現在もコロナ対策製品から食品包装、電子機器、自動車など多様な産業に不可欠の素材を供給し続けている。だが中国など新興勢力の台頭や環境意識の高まりなども相まって、大きなターニングポイントを迎えている。重要産業の地位を維持するため、どう生き残りを図ればいいのか。カギは、これまでも声高に叫ばれながら実現しなかった石油精製との踏み込んだ連携にある。続きは本紙で

ENEOSと三菱ケミカルは鹿島地区で石油精製と石化を統合した成功モデルに向け協議を進めている

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