Meiji Seika ファルマはこのほど、医療用ICT開発のアルム(東京都渋谷区)、東京海上日動火災保険と新サービス提供に関する業務提携契約を締結したと発表した。新型コロナウイルス感染症の陰性証明やワクチン接種歴などのデジタルデータ管理と陽性時の補償をワンストップで提供する。感染制御と社会活動活性化を両立するウィズコロナの仕組み作りに貢献する狙い。

 Meijiの抗原検査キットと、アルムが開発・提供するPHR(パーソナルヘルスレコード)を用いた健康管理アプリ、東京海上日動が扱うコロナ陽性時の補償を組み合わせて提供する。主に旅行者やイベント参加者の利用を想定している。サービスはすでに提供可能で、旅行代理店やイベント興行企業などに対しアルムが販売する。販売目標は非開示。

 今後の社会情勢やニーズの変化に応じてサービス内容の更新も検討していく。

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

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