ポリカーボネート(PC)の需要は今後も年率数%の成長が続く見通しだが、近年中国勢を中心に新増設が相次ぎ「世界全体では2025年ごろまで余剰ポジションが続く」(メーカー)とみられている。一方で今年上期は、原料ビスフェノールA(BPA)が急騰、4月に過去最高値をつけPCとの値差(スプレッド)が縮小。収益性が悪化している。足元BPA市況は下落傾向だが秋以降強含むと予想されており、今後PCメーカーが淘汰される可能性も出てきた。続きは本紙で

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