塩化ビニル樹脂(PVC)の世界市場が好況を継いでいる。米国のハリケーンや大寒波、中国の電力制限などによって供給が絞られ、2020年秋以降、国際市況は上値を追う展開となり、過去最高値を更新し続けた。昨年12月を境に調整局面となったが、足元では需要期を迎えて上昇に転じている。今後もアジアや米国を中心に市場は拡大し、世界需要は22年に5000万トンを突破しそうだ。

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