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 塩化ビニル樹脂(PVC)のアジア需給バランスは、中長期的に堅調に推移し、市況は相対的な高値圏での推移になるとみられる。深刻なひっ迫で歴史的高水準に達した昨年から需給は緩和されるものの、東南アジア地域やインドの需要が安定成長するとみられ、限られた域内設備投資計画との間で供給過剰の懸念は薄れている。ただ、アセチレン法PVCを中心に年2700万トンの生産能力を抱える中国勢の動向が市況かく乱要因になるとして注視する市場関係者が少なくない。続きは本紙で

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