SABICジャパンは、高機能樹脂の提案に拍車をかける。自動車向けでは軽量化をベースに、各種機能を具現化するペレットや中間体の販売に注力する方針。ポリフェニレンエーテル(PPE)でフェンダーやバッテリー周りの需要を掘り起こすほか、無塗装の特殊ポリカーボネート(PC)でフロントグリルへの採用を狙う。また、電子・電気やロボット向けには、耐熱性をキーワードに市場開拓を加速する考え。従来品に比べ耐熱性を約10度C向上させたポリイミド(PI)の本格展開を計画する。今後は顧客の海外生産のサポート体制を強化するなど、2023年には同対応の売上高を現状比で10倍以上へと拡大していく。続きは本紙で

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