UACJのタイ事業が好調だ。伸長する東南アジアのアルミ缶材需要に追随し、同事業の2020年1~3月期は経常利益7億円(前年同期は15億円の経常損失)を確保した。主要拠点であるUACJタイランド(ラヨン県、UATH)では主力のアルミ缶材を中心に月産約2万トン、月間販売量1万9000トンを達成している。足元では、顧客の在庫調整によりできた余裕を生産性、品質改善やコスト低減活動などに振り分け、今秋からの回復期に備える。「その他の市場開拓も進め21年4月からは、フル生産能力である月産2万7000トンに引き上げる」(土屋博範UATH社長)考え。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る