UBEの泉原雅人社長は19日、東京本社で、「新生UBE」として初の長期ビジョンについて会見した。泉原社長は「スペシャリティ化学への積極的な投資で事業構造を転換し、地球温暖化ガス(GHG)排出削減と成長を両立させる」との決意を語り、2030年までにスペシャリティ事業における成長に約1500億円を投じる方針を述べた。30年度には営業利益の7割以上をスペシャリティ事業で稼ぎ、売上高営業利益率(ROS)は10%以上を目指す。ファーストステージとなる22~24年度には設備投資・投融資を含めて前中計実績値を7割上回る1300億円を計画し、24年度に営業利益400億円、経常利益470億円、純利益は過去最高の330億円、ROS8%を目指す。

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