東ソーは、車載コンデンサー用材料に参入する。可溶性タイプとして世界トップの導電性を持つ新規自己ドープ型導電性材料「SELFTRON」(セルフトロン)を開発した。既存のスラリー素材に比べピットへの浸透性に優れ、コンデンサーの大容量化に貢献する。南陽事業所(山口県周南市)で標準品の量産を開始しており、高導電率のハイグレード品は年度内にも量産試験を実施する。透明導電膜やスマート繊維など向けの導電性付与素材として多用途に展開する。早期に数十億円以上の事業に育成することを目指す。続きは本紙で

山梨大学と共同開発した新規導電材料「セルフトロン」の量産を南陽事業所で開始

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