東大発ベンチャーのCO2資源化研究所(東京都港区、湯川英明代表取締役)は、二酸化炭素(CO2)由来バイオ化学品の事業化に乗り出す。CO2を栄養源として増殖する「UCDI水素菌」を利用し、ポリ乳酸(PLA)原料の乳酸、ポリエチレン(PE)原料のエタノールの製造特許を相次いで取得。サンプル生産を行うデモプラントを建設する計画の具体化を急いでいる。立地は関東圏が有力で、2021年春の完工を予定。量産化にあたっては既存の石油化学コンビナートの活用を視野に入れている。続きは本紙で

湯川氏

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