オランダのアバンティウムは植物に含まれる糖からフランジカルボン酸(FDCA)を生産する独自技術の確立に向けた投資計画を具体化する。FDCAはポリエテレンテレフタレート(PET)の代替として市場の拡大が期待されるポリエチレンフラノエート(PEF)の主原料。現在パイロットプラントで生産しているが、2023年をめどに生産技術を検証するための年5000トン設備を建設し、商業生産向けの技術供与に備える。5000トン設備で生産するFDCAの半数は日本に供給する計画で、パートナー企業との関係をより強固にするため19年10月には日本法人を開設している。続きは本紙で
荒川化学、製紙用薬品世界展開 環境性能を訴...
4/26NEW