【上海=但田洋平】中国最大級の石油・化学コンプレックスとなる「舟山グリーン石化基地」(写真)の建設が着々と進んでいる。稼働ずみの第1期に続き、第2期も、年内にはリファイナリーなど基礎化学品設備を完工し、2021年末には精製能力2000万トンをはじめとしたすべての設備を立ち上げる計画。構想段階の第3期は「来年に土地の埋め立て作業に着手する」(舟山市政府)。大規模な基礎原料能力を強みに、ポリウレタン(PU)やナイロンなど川下の新材料、ファインケミカル基地の形成を視野に入れる。誘導品事業では日系企業誘致も目指す。続きは本紙で

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