M&A(合併・買収)によって現有事業の強化を進める欧州化学企業が増えている。厳しい経営環境が続くことに対応してコスト管理を徹底する方針を堅持する一方、市場ポジションが強固で、今後の成長が期待できる領域でM&Aを具体化するケースが目立っている。このほど米国企業を買収することで合意したランクセスのマティアス・ツァハトCEO(最高経営責任者)は「成長戦略の勢いは増すことになる」と強調しており、今後の躍進に向けた体制固めが本格化している。続きは本紙で
住友化学の石化再興戦略 シンガポールも再構...
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