「リサイクルの優等生」である一方、海洋プラスチック問題の象徴の一つとして取り上げられてしまうPETボトル-。飲料業界は危機感を強め、主要各社はボトルリサイクル拡大の取り組みを相次ぎ発表。その有用性を「生かしきる」姿勢を強めている。並行して、コンバーティング業界では単層フィルムのマテリアルリサイクル(MR)の動きが加速。飲料関連を中心にMR実証試験が本格化してきた。このカギを握る技術の一つが「脱墨」。インキメーカーのプロジェクト参画により、「インキtoインキ」の再利用も検討が進んでいる。これら技術開発を、今後MRの本丸となる食品用軟包装の複層フィルムリサイクルの実用化にどうつなげていくか。各社の動向に注目が集まる。続きは本紙で
第4回プラ条約交渉、暗礁に 「生産削減論」...
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