日本化薬は、染料系偏光板で培った光学設計技術を生かし、車載分野の開拓に乗り出す。LiDAR(ライダー)などで使用できる赤外偏光板を開発し、間もなくサンプルワークを始める。AR-HUD(拡張現実型ヘッドアップディスプレイ)用途で期待するのがゴースト(2重像)対策フィルム。ガラスメーカーと組み、フロントガラスに組み込んだかたちで自動車メーカーに提案していく。既存の染料系偏光板も耐熱性の強みを生かし、車載ディスプレイの需要を捉える考えだ。続きは本紙で
EV販売、24年に1700万台 IEA予測
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