14族カルコゲナイト材料の製造販売を手がけるベンチャーのカルコジェニック(東京都羽村市、西村重雄代表)は、次世代の電子材料開発を加速する。8月にサンプル供給を開始した硫化スズ(SnS)ナノシートに続き、2022年春までに硫化ゲルマニウム(GeS)シートの開発を終え、市場投入に踏み切る。2次電池用負極材などを中心に提案を進める考えだ。グラファイトのような結晶構造を持つ14族カルコゲナイト材料は次世代の電子材料として注目を集めている。当面は同材料におけるハブ企業として、取り組み先とデバイスの実用化を促進しながら、23年以降、パイロットプラントの建設なども計画する。電池材料のほか、化合物系太陽電池、水素製造用途などでの採用拡大を狙う。続きは本紙で
EV販売、24年に1700万台 IEA予測
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