三菱ケミカルは、住宅用合板を貼り合わせる接着剤のバイオ化に取り組む。現状、接着剤の原料の一つに石油化学製品のフェノール樹脂が使われており、これを植物由来成分のリグニンに置き換える。50%の割合でリグニンを配合したバイオマス接着剤を2024年をめどに実用化し、小名浜工場(福島県いわき市)で生産する。温室効果ガス(GHG)の排出削減に向けて環境配慮型住宅などに「グリーン合板」のニーズが高まるとみて事業化を目指す。続きは本紙で

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