酢酸エチルの国際市況が過去最高額を更新した。原料の酢酸続騰を受け、中国勢の稼働率が低下。欧米などの需要回復も相まって、タイト感が強まっている。中国FOBは1トン当たり1350ドル前後で推移。需要が好調を継ぐ見通しのなか「中国勢は酢酸とのスプレッド改善に向けて価格を維持する」(市場関係者)とみる向きが多く、中国品販売元は5~6月に1キログラム当たり10~20円の値上げを打ち出している。続きは本紙で

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