- 社長就任の抱負を。

 「今年は厳しい1年になると覚悟している。新型コロナウイルスなどの影響で需要が落ちる製品もあれば、どこ吹く風で注文が来る製品もある。仮需なのか実需なのか見極めた上で対応していく」
 「当社には2つの側面がある。1つは日本製鉄グループで鉄鋼以外の素材を一元的に扱う中核会社、もう1つが個性ある化学企業だ。最大の強みは親会社との連携で、コールケミカル(石炭化学)事業では原料が安定的に調達できるし、高機能な計算機など研究開発リソースが共有できるのも大きい。そして当社にはコールケミカルなどで光る技術があり、優秀な技術陣が集まる。こうしたリソースをフル活用し、コンスタントに利益が稼げる会社を目指す」

 - 経営課題は。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

インタビューの最新記事もっと見る