カネカは医療機器などを手がけるメディカル事業で、新製品を相次ぎ投入する。心筋梗塞などの疾患で、治療前の血管内狭窄度の測定で使用するFFR(冠血流予備量比)ワイヤーを国内で販売する。脳動脈瘤塞栓コイルなどが好調なカテーテルは、脳梗塞治療用を製品化する。再生医療分野では筋ジストロフィー向け羊膜間葉系幹細胞(MSC)が今年度治験入りを見込むなど将来の柱と期待する製品の開発も進展中。メディカルを含むヘルスケア事業で2030年売上高3000億円を掲げるなか、「全事業で新製品を強化」(ヘルスケアソリューションユニット担当の木村雅昭上級執行役員)し、成長を加速する。

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