2050年カーボンニュートラルの現実解として燃料アンモニアに対する評価が高まっている。生産・流通のインフラがすでに整っているうえ、直接燃焼すれば他の水素キャリアよりもコストが低いとみられているためだ。クリーン燃料アンモニア協会(CFAA)の村木茂副会長・代表理事(東京ガスアドバイザー)に聞いた。

◎…燃料アンモニアに対する評価が高まっています。

 「直接燃焼でき、発生するNOX(窒素酸化物)も抑制可能だ。海上輸送に適しており、すでに世界的に商取引されているのでコスト構造が明確。安全に取り扱うためのガイドラインも整備されており、他のキャリアに比べ技術的、コスト的ハードルが低いといえる。21世紀のエネルギーのゲームチェンジャーになるポテンシャルを持っている」

◎…水素コストをどう評価しますか。続きは本紙で

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