テルモの佐藤慎次郎社長は化学工業日報の取材に応じ、脳卒中など脳血管疾患に対するカテーテル治療の領域で国内戦略を強化していく考えを示した。2019年夏から年末にかけて、脳の動脈にできた瘤(こぶ)を治療する袋状塞栓デバイスや血流改変ステントの製造販売承認を厚生労働省から取得。足元の事業売上高を5年以内に1・5倍に伸ばし、3位にとどまる国内シェアで首位に立ちたいとの意向を表明した。欧米勢との戦いが激しさを増すなか、付加価値の高い次世代品を業績の牽引役とし、国内成長の力を底上げする。続きは本紙で

「国内を過小評価してはいけない」と語る佐藤社長

付加価値のある製品の拡充により国内市場で競争力を高める(脳血管のカテーテル治療の様子)

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