スイス製薬大手ロシュ傘下のロシュ・ダイアグノスティックス(東京都港区)は、メッセンジャーRNA(mRNA)の製造用原料の製品ラインアップを広げる。新型コロナワクチンで実用化されたmRNAは他のワクチンや医薬品の応用研究が活発化し、求められる原料も多様化している。同社では合成酵素の種類を拡充するほか、mRNAの翻訳効率を高める「キャップ」と呼ぶ酵素試薬にも参入する。原料は動物由来成分のリスクがない製品に改良を進め、医薬品に用いやすくする。続きは本紙で

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