三洋化成、医療用ＰＥＧ、能力２倍超に増強

　三洋化成は医薬品添加物などに用いられるポリエチレングリコール（ＰＥＧ）を増強する。愛知県の工場で設備増強し、生産能力を現状比２倍以上に引き上げる。２０２５年の稼働を目標に計画を詰めている。伸長する腸管洗浄剤などの需要を取り込むほか、顧客の増産要請に対応する。医薬・医療関連では成長実現に向け、機能性たんぱく質の創傷治癒材料での展開をはじめ事業開発に力を入れているが、既存中核事業であるＰＥＧにも経営資源を投入し収益基盤を強固にする。続きは本紙で

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