三菱ケミカルは、3D印刷に用いる樹脂材料で攻勢をかける。世界最大手の一角を占める樹脂フィラメントは、需要が伸びている欧州で年内に新工場も選択肢に増産体制を整備する。蘭社と共同開発した紫外線(UV)硬化樹脂「ダイヤビーム」は今秋から、まず欧州で試験販売に乗り出し、来年度から事業化する計画だ。独社と独占的に業務提携したポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂パウダーも、本格的なサンプルワークを開始し年内に事業化を目指すなど、品揃え拡充とシェア拡大を進め、市場での存在感を一段と高める。続きは本紙で

樹脂フィラメントを手掛けるMCPPネザーランズ

PBTパウダーによる試作部品

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