帝人ファーマの渡辺一郎社長は化学工業日報の取材に応じ、事業領域の拡大と開発パイプラインの拡充に重点的に取り組む考えを示した。現地企業との合弁会社を通じて在宅医療サービスを手がけるスペインと韓国では医療機器の販売に踏み込んだ展開を模索するほか、上肢痙縮(けいしゅく)治療薬「ゼオマイン」は下肢への適応拡大で年内の承認取得を見込む。主力の通風治療薬「フェブリク」の特許切れで収益が落ち込む「パテントクリフ(特許の崖)」が目前に迫るなか、訪問看護事業でも矢継ぎ早の戦略を打ち出し成長持続につなげる。続きは本紙で

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