◇…世界的な脱炭素社会への流れが鮮明です。

 「産業革命の頃は石炭、1960年代以降は石油を中心に世界が回ってきた。新型コロナ禍を機に地球環境問題がクローズアップされ、再生可能エネルギー化に向かう流れが強くなる。一つの時代が終わりつつあることを認識すべきだ。これからの10年、20年、そこを意識するか否かが、その先の生き残りにつながる」

 「例えばレジ袋に替わってマイバッグが定着するなど、身近なところでも変化が出始めている。石油由来、非石油由来の化学品のあり方などを今から真剣に考えておく必要がある。将来の成長の柱を育成することも重要だ。われわれとしては再エネ由来の『グリーン水素』、CO2の化学品転換などの環境技術をしっかりとビジネスの形にしたい」

◇…環境技術の社会実装には何が必要でしょうか。続きはこちら

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