臨床検査試薬などを製造販売する極東製薬工業(東京都中央区)は東京女子医科大学と提携し、再生医療で使うヒトの多能性幹細胞(iPS細胞やES細胞)を低コストで大量に製造するための技術開発に乗り出す。体のさまざまな細胞に育つiPS細胞やES細胞は平面に2次元で培養するのが主流だが、同大先端生命医科学研究所の松浦勝久准教授らが開発した立体的に3次元で培養するシステムを活用。臨床応用を目的とした大量培養に向く培地と凍結保存液の開発に取り組む。3~5年後の商用化を目指し、成長が見込める分野で競争力の向上につなげる。続きは本紙で

再生医療を新たな事業の柱に育てる(既存製品群)

東京女子医大の先端生命医科学研究所

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