慶応義塾大学の中村雅也教授らのグループは、再生医療に用いる細胞原料を国内で調達し提供する仕組みを構築する。現状は米国など海外から輸入しており、昨年はコロナ禍でサプライチェーンが寸断されるリスクが表面化した。今回、手術時に発生する余剰物の骨髄や脂肪から原料を採取して管理し、製薬企業などに提供する一連の手順を作成する。コストや品質に優れた原料を国内で安定調達できれば、有望な再生医療製品の社会実装を後押しできる。続きは本紙で

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