自民党のエネルギー・化学産業振興議員連盟の会長を務める西村康稔衆議院議員は、昨年10月初めまでの約2年間、経済再生担当相兼新型コロナウイルス対策担当相として、コロナ対策と経済対策に尽力してきた。西村議員にコロナ対策のなかで得た教訓や、コロナ禍で浮き彫りなった日本の課題を克服するための新たな経済政策提言「令和ノミクス」について聞いた。

■…コロナ担当大臣としての2年間を振り返って。

 「経済再生担当大臣と新型コロナ対策担当大臣を兼務した。政府のなかにも国民の皆さんのなかにも、経済をもっと動かしてくれという声と感染者数を抑えてくれという声があり、その両方に挟まれていた」

 「感染者が減ると経済を動かせとなる。感染者が増えれば強い対策を実施しろとなる。それが一種のシーソーゲームのように続いていく。両方の声を、どううまく調整しながら対策を打っていくのか。バランスをとる難しさを感じた」

 ■…コロナと経済の両担当を一人の大臣が兼務するのは世界でも例がないといわれました。続きは本紙で

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