原材料を連続的に投入して、すべての生産工程を1ステップ・1装置で完結できるような「連続生産」が、医薬品業界でも導入され始めている。石油化学業界や食品業界では当たり前となっている生産方式だが、合成技術の複雑さや品質管理、規制などの課題があり、医薬品向けの実用化は難しいとされてきた。近年、連続生産を推進する薬事当局の方針や規制整備が後押しして、連続生産の技術開発に取り組む企業が増えている。日本でも連続生産された医薬品が薬事承認されるようになり、製薬業界の「ものづくり」が転換期を迎えている。(赤羽環希)続きは本紙で

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