日本医療研究開発機構(AMED)は、新型コロナウイルスワクチンの開発支援について2次公募を開始した。企業主導型では最大100億円、アカデミア主導型では同2億円を助成する。8月3日正午まで受け付ける。すでに研究開発の始まっている案件を重点支援し、製薬企業やワクチンメーカーによる生産を視野に、早期に臨床試験入りするための取り組みをサポートする。

 支援期間は2021年度から22年度で、対象課題数は企業主導型で最大5件、アカデミア主導型で同3件を見込む。20年度第2次補正予算によるワクチン開発推進基金などを活用する。

 期間中の実用化に漕ぎ着けられるテーマを求め1次公募で選ばれた案件でも応募可能。その場合は1次公募の内容と重ならないことが条件。

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