「キムリア」(スイス・ノバルティス)を超えるキメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法薬が一向に現れない。確かに米ギリアド・サイエンシズはカイトファーマを買収して「イエスカルタ」「Tecartus」を立て続けに出したし、米ブリストルマイヤーズスクイブはセルジーンを買収し、ジュノセラピューティクス由来の「Liso-cel」をラインアップに加えた。だが、これらはいわばキムリアの亜流。標的抗原「CD19」を狙う-すなわちB細胞性の血液がんのみを対象疾患とする点で、キムリアと選ぶ所がないからだ。続きは本紙で

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