鹿島は9日、天野裕正副社長執行役員が社長に昇格するトップ人事を発表した。押味至一社長は代表取締役会長に就く。6月25日開催予定の株主総会後の取締役会で正式に決定する。
 押味社長は在任6年。この間に次世代生産システムの構築、グループ企業の連携強化、事業領域の拡大などを進め、鹿島の業績拡大に貢献した。2021年からの新中期経営計画の始動を機に、新体制でさらなる成長を目指す。
 〔天野裕正氏=あまの・ひろまさ〕77年(昭和52年)早稲田大学大学院建設工学修了、同年鹿島入社。09年執行役員建築管理本部副本部長、13年常務、14年専務、17年副社長。神奈川県出身、69歳。

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