日本ゴム工業会は、26日開催の理事会で池田育嗣会長(住友ゴム工業会長)の再任を決めた。副会長には、TOYO TIREの清水隆史社長、バンドー化学の吉井満隆社長が再任したほか、新たにブリヂストンの東正浩副会長が就任した。任期は2年。

 再任のあいさつとして池田会長は「新型コロナウイルス感染拡大による自動車の世界的減産はゴム産業に大きな影響を受けている。テレワークの進展による業務見直しで、これまでのムダが整理できたことは前進だが、競争力強化や環境対応、標準化に向けた取り組みは続けなければならない。工業会では事業計画を基に理事会などで議論を深め、会員が必要とする活動の優先度を見極めて取り組みたい」と語った。

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